漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その③~

 どうも、漫画研究者としては『ユリイカ』の2008年6月号にて商業デビューし(初期は「イズミ」名義)、後に『ユリイカ』の2018年7月号でもVTuber論を掲載させていただいている泉信行と申します。

 VTuber評論を集めた同人誌である『青春ヘラ』Vol.7への反応記事としては、今回でひとまず最後となります。

  1. 漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その①~ - izumino’s note
  2. 漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その②~ - izumino’s note

 イベントなどでは先月末から今月の21日にかけて頒布されていた同人誌ですが、5月24日から通販が始まっているようですので、可能なら手元に置きつつ、このブログを読んでいただければ、と思います。

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漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その②~

 どうも、漫画研究者としては『ユリイカ』の2008年6月号にて商業デビューし(初期は「イズミ」名義)、後に『ユリイカ』の2018年7月号VTuber論が掲載されることにもなった、泉信行と申します。


izumino.hatenablog.com


 前回から取り上げている同人誌、『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」ですが、自分は21日の東京のイベントではなく関西のイベントでフライング気味に購入できていましたので、内容の評価の公開はしばらく控えることにしていました。
 イベント後も5月24日発送予定の通販が全国区の入手チャンスとして残っていますが、全3回の予定でエントリ化を始めています。

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漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その①~

  1. 漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その①~
  2. 漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その②~ - izumino’s note
  3. 漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その③~ - izumino’s note


 どうも、漫画研究者としては『ユリイカ』の2008年6月号が商業デビュー(初期は「イズミ」名義)であり、後に『ユリイカ』の2018年7月号VTuber論を掲載していただいております、泉信行と申します。


 今回取り上げる『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」という同人誌は、昨日(21日)の文学フリマ東京よりも3週早く、大阪大学の大学祭でも頒布されており、関西住みの自分はそちらで先に入手しておりました。

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すいちゃんの好みのタイプと「Stellar Stellar」の作詞の話


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 「中性キャラ」だけでなく「少年キャラ」好きとしても知られるすいちゃんこと、星街すいせいの原体験というとハガレンあたりが出てくるので経験しているジャンルが違うと思うのだが、彼女のキャラクター(二次元)への価値観は80、90年代の那州雪絵の少女漫画と相性がいいんじゃないか、と考えていたことをちょっと解説してみたい。

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【スト6】ストシリーズの香港、KOFの中国【KOF15】

はじめにデリケートな話

 元カプコン岡本吉起さん(『ストリートファイターII』開発当時の企画室長)が、ローソンの「ストII」コラボからザンギエフが除外されたことに苦言を呈す動画をアップされていた。

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ときのそら・ロボ子さんはホロライブにいつ所属したのか?

 9月7日にときのそらさんのデビュー5周年、そして同時に所属事務所であるホロライブプロダクションも5周年を迎えるということもあってか、ファンの制作した以下の簡略図が話題になった。

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【スト6】シリーズ初のアフリカ系アメリカ人女性キャラ「キンバリー」の話

出遅れ気味な格ゲーニュースの話

 2023年リリース予定のストリートファイター6』で使用できるキャラクターの情報は、今年から徐々に公開されている。その6,7名めにあたる2人の女性キャラクターが「EVO2022」の会場で、8月8日に発表された。

 その片方がキンバリー(Kimberly)という、武神流を使う黒人(アフリカ系アメリカ人)少女だ。

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