VTuberのリアルライブイベントの記録

 次に検討している記事用の資料を揃えている内に、使う予定のない情報まで膨大になってきたので集めた情報だけで記事にしておこうと思う。

はじめに

 2020年からコロナ禍によってアーティストのライブの多くが観客を入れられなくなり、無観客ライブをオンライン配信するという革新的な上演も行われるようになった。

 VTuberリアルイベント(普段のオンライン配信に対してこう呼ばれる)も例に漏れず、大手事務所も含めいくつかの無観客ライブ配信が見られるようになった。

 コロナ禍以前のリアルイベントは、配信プラットフォームの収益化や企業案件、各種グッズ販売以外のマネタイズの軸として注目されていた催しだ(とはいえライブもいわゆる「物販」で関連グッズの購入を促す面が大きいが)。
 そのため業界全体としては改めてリアルイベントの意義や、開催の仕方を問い直させる契機になったと思う。

 そこで、VTuberが過去に行ってきたリアルイベントから、音楽ライブを中心に集め、その演出の変化も時系列順に確かめられるようにしたい。
 もちろん取り扱う範囲が膨大すぎるので、抜けがあれば指摘してほしい。

2009年

  • 9月1日
  • イベント名:ミクフェス '09(夏)
  • アーティスト:初音ミク
  • 会場:STUDIO COAST
  • 備考:初の単独ライブ

 「VTuber前史」を遡っていくとキリがなさそうだが、初音ミクのリアルライブは最低限押さえておくべきだろう。
 「Animelo Summer Live 2009」と「ミクフェス '09」ではステージでの見せ方が異なっており、技術的な観点では広田稔氏による記事に詳しい

2011年

  • 7月2日
  • イベント名:MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES
  • アーティスト:初音ミク
  • 会場:Nokia Theater
  • 備考:「Anime Expo 2011」における初の海外ライブ

 こちらも広田稔氏によるレポート記事が詳しい。

2016年

  • 4月16日
  • イベント名:AR performers βLIVE
  • アーティスト:ARP(シンジ、REBEL CROSS)
  • 会場:ベルサール秋葉原
  • 備考:シンジ、REBEL CROSSのお披露目公演

 ボカロの次は、これまたVTuberではなく「ARパフォーマー」であるARPのライブだが、照明を落とした客席と合わせた黒背景の大型ディスプレイ、そのディスプレイの下端を床代わりに立つ3Dモデルのタレント、歌詞字幕などのCG演出……と、VTuberで今見ることのできるリアルライブのフォーマットがこの時点でだいたい揃っているのが分かる。


『AR performers βLIVE(ベータライブ)』ダイジェスト版

 ARPのライブはこれ以外に2種類の上演スタイルもあり、公式サイトの「トリセツ」ページを読むといい。

2017年

  • 2月11日
  • イベント名:アイカツ!LIVE★イリュージョン〜3大チーム!ドリームマッチ♪〜アンコール Party!2017
  • アーティスト:アイカツ!
  • 会場:DMM VR THEATER YOKOHAMA

 これもVTuberではなくアニメ(ゲーム)キャラクターのアイドルだが、今後重要な会場になってくる「DMM VR THEATER」(2020年4月閉館)で開催されていた。
 ここではペッパーズゴーストの仕組みを利用した、ホログラフィックライブを行うことができる。


アイカツ!LIVE★イリュージョン上映会を公開♪

 3月には同会場で『ときめきレストラン☆☆☆』、10月にはプリパラ、翌年にはアイマスのライブイベントも開催されている。

  • 7月1日
  • イベント名:日本キャラVR祭~Japan Character VR
  • アーティスト:Hop Step Sing!
  • 会場:The Los Angeles Convention Center
  • 備考:「Anime Expo 2017」に出展

 会場でHMDを装着すればVRでライブパフォーマンスを鑑賞できるというデモ出展講談社が行っていた。
 類似のデモは他にも多く行われているはずだし、「VRライブ」は本記事の主旨から逸れるのだが、このHop Step Sing!(今もVRアイドルとして活動中)が同会場でホロライブのカバーとコラボしていたというのは歴史的に興味深い。ときのそらの配信デビュー(同年9月)より前のイベントなのだが、どんな内容だったのだろうか。

  • 7月22日
  • イベント名:”22/7”の日 初ライブイベント
  • アーティスト:22/7
  • 会場:都内某所
  • 備考:リアルメンバーとキャラクターによる初ライブ

 後にVTuberデビューもする22/7ナナブンノニジュウニ)の初ライブ。
 キャラクターによるライブはステージ上のスクリーンに映し出す方式で、この時点では「モーションキャプチャーライブ」と呼ばれている


22/7 2月27日開催 「割り切れないライブ」告知映像
※21秒から初ライブの映像あり

  • 8月23日
  • イベント名:「PROJECT MariA」LIVEパフォーマンス
  • アーティスト:MariA
  • 会場:パシフィコ横浜 会議センター2階会議室
  • 備考:「CEDEC 2017」の展示

 後にReVdol!を運営することになるHappy Elements Asia Pacificによる、VTuberのプロトタイプ的なプロジェクト(公式の展示情報)。

cgworld.jp


「PROJECT MariA」LIVEパフォーマンス

 会場の照明の色に合わせてモニター内のライティングも変化させるなど、高度な演出がすでにこの頃から行われていた。

  • 8月11日~9月24日
  • アーティスト:鈴木あんず、白藤環
  • 会場:秋葉原UDX


【あんたま】Twitterフォロワー1万人達成の軌跡【ドキュメンタリー】

 のちに「えのぐ」を結成することになるVRアイドルが、夏コミの会場から始まる全国行脚を行っていた。
 これもVR体験会なのだが、現場にモニターは置かれていたようなので一応入れておこう。

2018年

  • 2月28日
  • イベント名:割り切れないライブ〜シャンプーの匂いがした〜
  • アーティスト:22/7
  • 会場:ディファ有明
  • 備考:リアルメンバーとキャラクターによるライブ

 前回の初ライブとは異なり、この頃から「バーチャルライブ」と呼ばれるようになっていて、バーチャル側でもリアルタイムのMCパートが行われていた。
 ちなみに会場のディファ有明は、ARPも2017年からライブを開催している

  • 4月21日
  • イベント名:響木アオ1stライブ〜みんなと響き合いたい♡〜
  • アーティスト:響木アオ
  • 会場:TSUTAYA三軒茶屋
  • 備考:初ライブ

www.moguravr.com

 元々はYouTubeで活動していたVTuberのリアルライブ、という文脈ならばこのあたりから始まってくるのかもしれない。

chokaigi.jp

 VTuberブームが始まってまだ間もない頃の、代表的なリアルイベント。「バーチャルYouTuberなのにニコニコに出演」と話題になった。
 VTuberの表示には等身大の透明ディスプレイが用いられている。

  • 6月8日
  • イベント名:KashikoMari First Live
  • アーティスト:かしこまり
  • 会場:MELODIA Tokyo
  • 備考:初ライブ

panora.tokyo

 これはYouTubeで同時生配信も行われていたが、会場の現場映像は流されていない(現場のスクリーンと同内容の配信だと思われる)。


【 6月8日 】KashikoMari First Live - Sing in MARism -


  • 6月17日
  • イベント名:RAGE バーチャルYouTuber GRAND PRIX〜2018 Summer〜
  • アーティスト:電脳少女シロ、ねこます、月ノ美兎、ときのそら、アズマリム、etc.
  • 会場:幕張メッセ
  • 備考:「RAGE 2018 Summer」内のステージイベント

www.openrec.tv

 AbemaTV、OPENRECにてライブ配信
 ニコニコ超会議の時のような透明ディスプレイと、大型ディスプレイに表示する方式が併用されている。
 9月16日には続いて、やや出演者を入れ替えた「2018 Autumn」も実施された。

www.openrec.tv



【LIVE】お待たせしました! イベント前半大公開!!【A.I. Party! 〜Birthday with U〜】

 壁面四方と天井にLEDモニターを持つニコファーレ六本木(2019年7月に営業終了)で開催されたことや、キズナアイ輝夜月が初邂逅したことでも記憶している人が多いだろう。
 翌年は「HY TOWN HALL」に会場を変えて誕生日イベントは行われている

  • 7月7日
  • イベント名:Aniplex of Amrica
  • アーティスト:藤間桜
  • 会場:Los Angeles Convention Center
  • 備考:「Anime Expo 2018」内のANIPLEXブース

cho-animedia.jp

 ロサンゼルス育ちの藤間桜の凱旋海外イベント。



www.bilibili.com

 次年の「Bilibili Macro Link VR 2019」で初音ミクVTuberが共演することに繋がる、中国のボカロライブ。

 VTuberとファンが会話できるタイプのリアルイベントは多いが、初期の珍しい形式のイベントとして挙げておく。
 ちなみに公式サイトは現在消えている。(※2021/3/20追記)

  • 8月9日
  • イベント名:UBIBA NIGHT
  • アーティスト:ばあちゃる
  • 会場:渋谷LOUNGE NEO
  • 備考:

 ばあちゃる馬の被り物をつけてリアル出演したアニソンクラブイベント


【DJ UBIBA 】UBIBA NIGHT【アニソンDJ】


  • 8月17日
  • イベント名:1stシングル「Live your life!!」発売記念 AR Live&Talk Supported by DOCOMO 5G Open Partner Program
  • アーティスト:MonsterZ MATE
  • 会場:タワレコ渋谷店

 会場で観客がスマホを手に持ち、スマホ画面を通してARライブを鑑賞するという方式。
 また、「DOCOMO 5G Open Partner Program」とあるように、5G通信の技術検証も兼ねられていた。


【8/17@タワレコ渋谷】イベントダイジェスト映像


 このライブの最終公演にて、YouTube、LINE LIVE、bilibiliに向けたライブ配信が初めて行われた。
 こちらは現場で撮影された映像。




gigazine.net

 例年の超歌舞伎においてAR初音ミクを担当する、株式会社バーチャルキャスト所属のいさな氏が、オンライン配信で見られるARの調整を担当していた。

 いさな氏のARレンダリング技術は他のVTuberのライブでも見られ、特にホロライブの2nd Fes(無観客ライブ配信)で遺憾なく発揮されることになる。
(※2021/3/26追記)

  • 9月17日
  • イベント名:VtuberLand開園プレミアムパーティー
  • アーティスト:電脳少女シロ、月ノ美兎、ミライアカリ、etc.
  • 会場:よみうりランド内「日テレらんらんホール」
  • 備考:「VtuberLand」内のイベント

panora.tokyo

 バーチャルキャストの映像をそのまま会場で流す方式。ニコニコ生放送でイベント中継されていた
 9月22日には同会場で「.LIVE Days 特別ホールイベント」、「にじさんじDays 特別ホールイベント」を実施。
 翌年は、さらに出演グループを増やした「VtuberLand2019」が開催される。(※2021/3/20追記)

www.moguravr.com

 当時知られたVTuberがたくさん出演していた。


TGS2018 Live! KASHIKO Mari & Pandei


【TGS2018】初LIVE&トークセッション【道明寺ここあ】


  • 10月7日
  • イベント名:ミソパーティー 〜地下二階のレジスタンス〜
  • アーティスト:ミソシタ
  • 会場:渋谷WWW
  • 備考:初単独ライブ

panora.tokyo


  • 10月20日
  • イベント名:仮想でお祭り!バーチャルハロウィンナイト
  • アーティスト:アズマリム、織田信姫、天神子兎音、かしこまり、ときのそら、丸尾ぺこ
  • 会場:渋谷区総合センター 大和田・さくらホール
  • 備考:「渋谷音楽祭2018」内のイベント

www.moguravr.com

 OPENREC.tvにて生中継配信。(※2021/4/1追記)


 VTuberとしては初登場。
 ニコニコ超パーティーは例年、ボカロライブが行われており、技術的には地続きになっていると考えられる。


【公式】ボカロライブ2016 in ニコニコ超パーティー【祝・ミク10周年!】~NICONICO CHOPARTY 2016 VOCALOID LIVE~


  • 11月4日
  • イベント名:「バーチャルエンタス」第一回
  • アーティスト:奏天まひろ、コーサカ(MonsterZ MATE)
  • 会場:秋葉原エンタス

cp-site.com

 後述する秋葉原エンタスのVTuberイベントだが、いつからリアルイベントを始めたのか理解できていない。

  • 12月17日
  • イベント名:TUBEOUT! Vol.1
  • アーティスト:ときのそら、銀河アリス、天神子兎音
  • 会場:タワーレコード渋谷店 B1F CUTUPSTUDIO

 「ARライブ」と謳っているのだが、透明なスクリーンに投影するペッパーズゴーストの仕組み?

balus.co


「TUBEOUT! Vol.1」ライブダイジェスト


  • 12月24日
  • イベント名:Shin Standard Vol.1
  • アーティスト:たっくーTVれいでぃお、BANs
  • 会場:浅草橋MANHOLE

 YouTuberとVTuberのコラボイベントというのも行われていた(公式Twitterアカウント)。


Kizuna AI 1st Live "hello, world"

 基本は黒背景のディスプレイにキズナアイが立つ方式だが、部分的にCG演出が見られた。

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Kizuna AI 1st Live "hello, world"
  • 12月30日
  • イベント名:Alt!!(アルト) 1st Live!! @池袋ニコニコ本社
  • アーティスト:Alt!!(七海ロナ・暁月クララ・遠坂ユラ)
  • 会場:池袋ニコニコ本社イベントスペース地下2階
  • 備考:初ワンマンライブ


【Alt!! 1st LIVE @ニコニコ本社】Hello My Stage!(Alt!! x 40mP)- 公式ライブ映像 ⑥


 後のPalette Project(パレプロ)に繋がるバーチャルアイドルユニットAlt!!(現・パレプロ一期生)の初ライブ。
 会場に「縦2m x 横4mの大型のLEDディスプレイを設置」とある。ちょうど女の子3人が横に立って並べる広さだろうか。
 翌年6月8日に2ndライブも開催している。


(※2021/3/26追記)

2019年

  • 1月12日
  • イベント名:Kaede Higuchi 1st Live "KANA-DERO"
  • アーティスト:樋口楓、etc.
  • 会場:Zepp Osaka Bayside
  • 備考:初ライブ

 キズナアイの初ライブから間もなく、にじさんじ樋口楓が同じ会場で初ライブを行う。
 こちらは黒背景のみで、CG演出はほぼなし。ちなみに筆者がレポートを執筆している。


樋口楓 / Kaede Higuchi 1st Live "KANA-DERO" Blu-ray ダイジェスト版


  • 3月23,24日
  • イベント名:bilibili Vtuber Stage AnimeJapan 2019
  • アーティスト:電脳少女シロ、白上フブキ、ReVdol!、Overidea
  • 会場:東京ビッグサイト
  • 備考:「Anime Japan 2019」内のbilibiliブース

 ReVdol!の日本上陸デビューでもあった。

  • 4月7日
  • イベント名:enogu 1st Anniversary Live ~ARe You Ready?~
  • アーティスト:えのぐ
  • 会場:DMM VR THEATER YOKOHAMA
  • 備考:1周年記念ARライブ

 ここで再び、DMM VR THEATERの出番が。


えのぐ1周年記念ARライブ - 絵空事【DMM VR THEATER YOKOHAMA】


chokaigi.jp

 「【四月一日さん家の】スペシャルステージ」や「バーチャルさんがいっぱい スペシャルバーチャライブ」を含んだ複合イベント。(※2021/3/19追記)

  • 5月19日
  • イベント名:1stワンマンライブ「The Shitest Start」
  • アーティスト:AZKi
  • 会場:秋葉原エンタス

 AZkiは秋葉原エンタス、池袋harevutaiで4thまでリアルライブイベントを行っている(5thはオンラインライブ)。
 また、秋葉原エンタスも重要な会場だと思われるが今は調査不足。

  • 5月19日
  • イベント名:アイドル部 〜1st Anniversary PARTY〜 はんぱないパッション
  • アーティスト:アイドル部
  • 会場:Zepp DiverCity Tokyo 1F HALL

panora.tokyo

 演者の足元の床面が光るサークルとして見える、やや俯瞰のアングルの姿がスクリーンに投影される方式。
 そのため、2階席から鑑賞(撮影)するほうがステージに自然に溶け込んで見えたと思われる。
 また。ニコ生では前座の「UBIBA NIGHT」(MC:ばあちゃる)が無料配信されていた
(※2021/4/28追記)

  • 6月8日
  • イベント名:Alt!! 2nd LIVE “TA-NO-SHI-MOVE!!”
  • アーティスト:Alt!!(七海ロナ・暁月クララ) ※遠坂ユラは不参加
  • 会場:秋葉原P.A.R.M.S.
  • 備考:2ndライブ

 ディスプレイは前回と比べて大型化しているが、タレントの立つ床面が見えるようなアイレベルで映されたCG空間を用いているのは変わっていない。
www.youtube.com
(※2021/3/26追記)

 先述した、2回目の誕生日イベント。
 去年末のZeppでの初ライブと比べると、その前後に開催された誕生イベントのほうがCG演出に凝っていたことが分かる。


A.I. Party! 2019 〜 hello, how r u? 〜


 ボカロとVTuberが共演するライブ(同時に並んでいたわけではないが)。
 また、全体のステージプロデュースをクリプトン・フューチャー・メディアが担当していた

www.bilibili.com


  • 8月1日
  • イベント名:不可解
  • アーティスト:花譜
  • 会場:LIQUIDROOM
  • 備考:初ワンマンライブ

 再び広田稔氏のレポートに詳しいが、ステージでは奥から順番に「背景用の大型スクリーン」、「花譜を映し出す透過パネル」、さらに「モーションタイポグラフィクスなどのモーショングラフィック用の紗幕スクリーン」という三層スクリーン構造の方式を採っていたとされる。(※2021/3/21追記)

 VTuberグループ内の人気ユニットのみでオフラインミーティングを開催するという、当時は珍しい試みだった。
 ニコニコ生放送にて独占生中継

  • 8月24日
  • イベント名:超人女子戦士 ガリベンガーV 激突!スーパーヒロイン知能大戦 & 電脳少女シロ生誕祭
  • アーティスト:電脳少女シロ、月ノ美兎、もこ田めめめ、etc.
  • 会場:豊洲PIT
  • 備考:テレ朝動画で有料ライブ配信

prtimes.jp

 昼夜公演。「電脳少女シロ生誕祭」はこれが第2回となる。(※2021/3/26追記)

www.vipo.or.jp
 ブース出展およびステージ出演あり。(※2021/3/26追記)

  • 9月14日~10月26日
  • イベント名:VtuberLand2019
  • アーティスト:upd8、IRIAM、ホロライブ、.LIVE、にじさんじ
  • 会場:よみうりランド内「日テレらんらんホール」
  • 備考:2018年の「VtuberLand」の続編

 9/14に「upd8 week」、9/23に「IRIAM week」、「ホロライブ week」、「.LIVE week」、「にじさんじ week」の特別ホールイベントが開催され、有料生配信も行われていた。(※2021/3/21追記)

  • 9月15日
  • イベント名:FAMS✞FAN✞MEETING −俺達の夏休み延長戦–
  • アーティスト:FAMS(白上フブキ、百鬼あやめ、大神ミオ、大空スバル)
  • 会場:池袋HUMAXシネマズ、関西テレビなんでもアリーナ、伏見ミリオン座

 ホロライブにおいても、グループ内ユニットのファンミーティングが開催された。


FAMS FAN MEETING 俺達の夏休み延長戦【ダイジェスト】

 公式動画では現場からの見え方が伝わらないが、3D空間をそのままスクリーンで上映していたようだ。



  • 9月20日
  • イベント名:ド葛本社のドタバタ家族旅行 in 京都
  • アーティスト:ド葛本社
  • 会場:ロームシアター京都
  • 備考:「京都国際マンガ・アニメフェア2019」の前夜祭イベント

 メンバーの3Dお披露目も兼ねていたリアルイベント。


【#どくずほんしゃ】京まふ前夜祭ド葛本社のドタバタ家族旅行in京都 オープニング/3Dお披露目【ドーラ/葛葉/本間ひまわり/社築】
www.excite.co.jp

cmex.kyoto


  • 9月21日
  • イベント名:京都国際マンガ・アニメフェア2019
  • アーティスト:樋口楓、本間ひまわり
  • 会場:みやこめっせ
  • 備考:開催初日のオープニングセレモニーに出演

www.excite.co.jp


www.softbank.jp

 ニコニコ生放送で同時配信された

www.youtube.com


  • 9月27日
  • イベント名:HIMEHINA 1st ONE-MAN LIVE「心を叫べ」
  • アーティスト:ヒメヒナ
  • 会場:EX THEATER ROPPONGI
  • 備考:初ワンマンライブ

realsound.jp

 ニコニコ生放送で有料生中継
 また、2020年2月28日に同会場で『田中音楽堂オトナLIVE 2020 in TOKYO 「歌學革命宴」feat.鈴木文学堂』も開催されている。


(※2021/4/2追記)

  • 9月29日
  • イベント名:FAVRIC 2019
  • アーティスト:たくさん
  • 会場:幕張メッセ国際展示場

 「バーチャルファッション」「VTuberがランウェイを歩く」をコンセプトとしたイベント。

gigazine.net

 ホログラムを用いるわけではないが、平面的な2次元映像をいかに会場内で立体的に見せるか、という工夫が見られる。(※2021/3/19追記)

panora.tokyo


【1月29日発売!】『にじさんじ Music Festival ~Powered by DMM music~[Blu-ray]』 CM
(※2021/3/21追記)

  • 10月4~6日
  • イベント名:BILIBILI WORLD 2019 上海
  • アーティスト:たくさん
  • 会場:上海国家会展中心

 日本のVTuberがたくさんゲスト出演していた。

  • 10月5日
  • イベント名:富士葵 1st ソロライブOVERTURE – 序曲 –
  • アーティスト:富士葵
  • 会場:Veats Shibuya
  • 備考:初ソロライブ

 「Veats Shibuya(ビーツ・シブヤ)」オープン後初のARライブとして開催。
 土曜日の昼公演がこの富士葵で、夜公演を下記のYuNiが行っている。
 ニコニコ生放送で有料配信
(※2021/3/29追記)

  • 10月5日
  • イベント名:UNiONWAVE evolve
  • アーティスト:YuNi
  • 会場:Veats Shibuya
  • 備考:初ソロライブ

 ニコニコ生放送で有料配信
(※2021/3/29追記)

  • 10月6日
  • イベント名:ホロライブ オン ステージ -でいどり~む-
  • アーティスト:ときのそら、ロボ⼦さん、夜空メル、さくらみこ、AZKi
  • 会場:Veats Shibuya

prtimes.jp


 日曜日の昼公演。ニコニコ生放送で有料配信
(※2021/3/29追記)

  • 10月6日
  • イベント名:ときのそら 1st ワンマンライブ「Dream!」
  • アーティスト:ときのそら
  • 会場:Veats Shibuya
  • 備考:初ワンマンライブ

panora.tokyo


 日曜日の夜公演。ニコニコ生放送で有料配信
 「Veats Shibuya」のARライブでは、ステージ中央上部にディスプレイ、その手前に(「TUBEOUT!」のような)ホログラフィックを展開しているようだ。


【My Loving】ときのそらワンマンライブ『Dream!』ブルーレイダイジェスト映像
(※2021/3/29追記)

  • 10月8日
  • イベント名:もこ田めめめ1stソロライブ もこもこ毛玉収穫祭
  • アーティスト:もこ田めめめ
  • 会場:ヒューリックホール東京
  • 備考:初ソロライブ

www.tv-asahi.co.jp
www.from-slowlife.com


 このイベントでオリジナル楽曲「FuwaMoko→LIFE!」、「アリエス」の2曲を初披露。


(※2022/1/24追記)

  • 10月20日
  • イベント名:奏天まひろのベントライブ!~ベントラしてたらJKが来たので一緒にパラパラ踊ってみた~
  • アーティスト:奏天まひろ
  • 会場:MAG’s PARK(MAGNET by SHIBUYA109屋上)

panora.tokyo


  • 11月16日
  • イベント名:Congratulation!! FUBUKI BIRTHDAY PARTY.2019
  • アーティスト:白上フブキ
  • 会場:池袋HUMAXシネマズ、伏見ミリオン座、109シネマズ大阪エキスポシティ、イオンシネマ福岡

 2ヶ月前のFAMSのイベントと同じように、複数の劇場で中継されていた誕生日イベント。


Congratulation!! FUBUKI BIRTHDAY PARTY 2019【ダイジェスト】


  • 11月22日
  • イベント名:EMMA's BAR in TOKYO@Billboard cafe & dining
  • アーティスト:EMMA HAZY MINAMI
  • 会場:Billboard cafe & dining
  • 備考:デビュー1周年記念ライブ

kai-you.net

 「EMMA本人」が登場するという本当のリアルライブ。
 なお、EMMAは翌年2月に無期限活動休止を発表している。

panora.tokyo


 「にじさんじ Music Festival」とこのライブのステージ演出方法についてはまた別に記述する予定。

2020年

 2020年に入ると数も規模も増しすぎて探すのも大変だからそろそろ作業を終わらせたい。

  • 1月24日
  • イベント名:hololive 1st fes. ノンストップ・ストーリー
  • アーティスト:ホロライブ
  • 会場:豊洲PIT
  • 備考:初の全体ライブ

 こちらもまた別に言及する予定。


【ライブ映像】『キラメキライダー☆』 【hololive 1st fes.「ノンストップ・ストーリー」edit】


  • 2月16日
  • イベント名:enogu 2nd Anniversary Live -Colors-
  • アーティスト:えのぐ
  • 会場:ヒューリックホール東京


【#えのぐ2周年ライブ 】enogu 2nd Anniversary Live -Colors-【IN ヒューリックホール東京】

 2019年のもこ田めめめと同じヒューリックホール東京にて開催。


【10月28日発売!】 にじさんじ/JAPAN TOUR 2020 Shout in the Rainbow![Blu-ray] CM


  • 2月28日
  • イベント名:田中音楽堂オトナLIVE 2020 in TOKYO 「歌學革命宴」feat.鈴木文学堂
  • アーティスト:ヒメヒナ
  • 会場:EX THEATER ROPPONGI

realsound.jp

 ニコニコ生放送で有料生中継
 1stワンマンライブとは異なり、大型ディスプレイではなくARKと呼ばれる箱型ディスプレイに一人ずつ表示する形式。


(※2021/4/2追記)

  • 7月25日
  • イベント名:bilibili macro link 2020
  • アーティスト:泠鸢yousa、hanser、星街すいせい、etc.
  • 会場:?
  • 備考:無観客配信ライブ

www.bilibili.com

www.bilibili.com

 VRでないほうのbilibili macro linkは生身のアーティスト中心だが、日本のVTuberでは当時絶大な勢いのあった星街すいせいが唯一出演し、中国側で制作されたオリジナル曲「Pieces」を初披露している。

 BML2020はなぜか公式な情報がなかなか検索できず、(無観客ながら)どこの会場で収録されていたのかは調べられなかった。

  • 8月7~9日
  • イベント名:Bilibili World 2020 上海
  • アーティスト:たくさん
  • 会場:上海国家会展中心
  • 備考:入場者数制限をしつつ開催

www.bilibili.com

 初日には星街すいせいのライブステージが行われた。

www.bilibili.com

www.bilibili.com

 9日には花譜の出演もある。

 2020に向けた発表だが、去年の写真も掲載されている、にじさんじのプレスリリース。

blog.goo.ne.jp


  • 11月22日
  • イベント名:「こけらおとし3DAYS」ライブ DAY2「SUISEI MUSIC "POWER" LIVE」
  • アーティスト:星街すいせい
  • 会場:日清食品 POWER STATION【REBOOT】
  • 備考:無観客ライブハウス

 そもそも無観客を前提としているので「リアルイベント」と呼べないが、リアルステージとバーチャルステージを両立させられるライブ会場として重要に思われるため、参考に入れておきたい



  • 12月19日
  • イベント名:Bilibili Macro Link-Visual Release 2020
  • アーティスト:たくさん
  • 会場:上海国家会展中心 虹館EH

www.bilibili.com


  • 12月21,22日
  • イベント名:hololive 2nd fes. Beyond the Stage Supported By Bushiroad
  • アーティスト:ホロライブ
  • 会場:TACHIKAWA STAGE GARDEN
  • 備考:2daysの無観客配信ライブ

 ここで力尽きました。