VTuber

漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その③~

どうも、漫画研究者としては『ユリイカ』の2008年6月号にて商業デビューし(初期は「イズミ」名義)、後に『ユリイカ』の2018年7月号でもVTuber論を掲載させていただいている泉信行と申します。 参考:2015年時点までの発表まとめ(PDF) VTuber評論を集めた…

漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その②~

どうも、漫画研究者としては『ユリイカ』の2008年6月号にて商業デビューし(初期は「イズミ」名義)、後に『ユリイカ』の2018年7月号でVTuber論が掲載されることにもなった、泉信行と申します。 参考:2015年時点までの発表まとめ(PDF) izumino.hatenablog…

漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その①~

漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その①~ 漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その②~ - izumino’s note 漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その③~ - izumino’s not…

すいちゃんの好みのタイプと「Stellar Stellar」の作詞の話

www.youtube.com すいちゃんの性癖の謎をマリカー中に解析してしまう大空スバルw【ホロライブ切り抜き/猫又おかゆ/大空スバル/星街すいせい】 - YouTube 「中性キャラ」だけでなく「少年キャラ」好きとしても知られるすいちゃんこと、星街すいせいの原体験…

ときのそら・ロボ子さんはホロライブにいつ所属したのか?

9月7日にときのそらさんのデビュー5周年、そして同時に所属事務所であるホロライブプロダクションも5周年を迎えるということもあってか、ファンの制作した以下の簡略図が話題になった。

ホロライブの3Dステージをまとめてみた + ホロアリーナの歴史:page2

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ホロライブの3Dステージをまとめてみた + ホロアリーナの歴史

VTuberの3Dモデルとステージ VTuberの3Dライブ配信といえば、「初3Dモデル」や「3D新衣装」のお披露目が花形だと言える。 特に、ホロライブのような大手事務所が公開する3Dモデルは人気クリエイターが手掛けることもあって、そのクオリティに応じて制作コス…

オタク世界の◯◯図で見るVTuber【配信書き起こし】

前回のエントリでは、 VTuberの岸嶺ミミムさん(Twitter)、思惟かねさん(Twitter)との3人で行った座談会の書き起こしを公開しました。 2021年1月の時点でVTuber業界について語る、全3回の配信でしたが、前回のエントリが「第2回」の配信内容にあたります…

誰も語ってこなかった「VTuberアイドル論」【配信書き起こし】

2021年1月6日に、 VTuberの岸嶺ミミムさん(Twitter)のチャンネルで、思惟かねさん(Twitter)とゲスト出演した配信の書き起こしです。 2020年のVTuber業界を振り返る座談会でしたが、そこで泉が「VTuber業界にとってアイドルとは何か?」を語る時間があり…

YAGOO最古のファンアート? ホロライブとiPhone Xの歴史確認

日付は変わっているが、今日もインターネットでVTuber関連の調べ物をしていて、そこで気付いたことを記録してまとめようと思う(「今日調べたことをその日の内に書く」という試み)。 YAGOO最古のファンアート? これはホロライブの最初のタレント、ときのそ…

絵に描いたうんちと、VTuberが好かれることの本質

今年のVTuberが行っていたライブ配信で、個人的に最も気に入ってる雑談のひとつを書き起こししてみたい。 それはホロライブ5期生・桃鈴ねねと、そのママ(イラスト担当)である女性漫画家・西沢5㍉先生の対談配信だった。www.youtube.com

VTuberのリアルライブイベントの記録

次に検討している記事用の資料を揃えている内に、使う予定のない情報まで膨大になってきたので集めた情報だけで記事にしておこうと思う。 はじめに 2009年 2011年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年

ホロライブとbilibili、台湾についての理解を可能なかぎり書く

panora.tokyo バーチャルYouTuber事務所「ホロライブプロダクション」所属の赤井はあと、桐生ココが活動を復帰した10月19日から、一ヶ月が過ぎた。加えて、ホロライブCNの事実上の解散も先日報じられたばかりだ。 その発端となった出来事に対して、VTuberに…

「VTuber」と「Virtual vlogger」の分離

VTuberのエントリを書くのは半年ぶりになってしまうのだが、折に触れて書きたいとは考えている。 元々、VTuberや広義の「バーチャルタレント」については海外に視野を広げて調べようとしているが、今回は2018年に日本のVTuberが英国のBBCで取り上げられた際…

TVアニメ初のVTuber「天見浩司」はなぜ活動できるのか

このブログも8ヶ月間更新していなかったので、シンプルな記事でリハビリしたいと思う。 タイトルにあるVTuber「天見浩司」について調べたことを記録していきたいのだが、とりあえず事実を並べておこう。www.youtube.com

「アニメ」と『バーチャルさんはみている』と『四月一日さん家の』

www.tv-tokyo.co.jp テレビ東京、VTuber主演ドラマ「四月一日さん家の」4月放送開始 | Mogura VR テレ東社長、史上初のVTuberドラマに自信「これこそテレビ東京の真骨頂です」 : スポーツ報知 今回の記事は元々、VTuberドラマ『四月一日さん家の』の情…

VTuber界の「箱推し」概念について

izumino.hatenablog.com 半月前の記事で、VTuberグループに対して言われる「箱推し」という用語について軽く触れたのだが、今でもこの言葉は当然のように使われ続けている。 特に先日、「にじさんじ」の公式サービス「いつから.link」が公式の告知で使用して…

大規模VTuberグループとグループ内グループの認知のされ方について

先日、統合後の「にじさんじプロジェクト」に関して、「無所属」扱いの新メンバー達をどう呼ぶか、という記事を書いた。izumino.hatenablog.com 今回はそこから少し踏み込んだ内容の記事にしたいと考えているのだが、先日の記事にしても単純に「名前がないと…

統合後のにじさんじメンバーのデビュー順呼び分けを考えるブログ

2019年からグループ統合が行われた「にじさんじプロジェクト」は、現在65名を数えるバーチャルライバー達をおおまかに区別したり、呼び分ける呼称に不足していると言える。 公式的に推奨されていそうなのは、元いたグループ名に「出身」を付けて「にじさんじ…

【にじさんじSEEDs】2速に入る八朔ゆずが生まれるまで

唐突だが、にじさんじSEEDsのモノマネ芸で一番好きなのが「2速に入る八朔ゆず」だったりする。 「身内ネタがネタとして昇華されていく過程」としても、SEEDsらしさの典型が表れた感じがして好きなので、個人的に振り返っていた流れをまとめてみたい(他にも…

VTuberの「ギャップ」と演劇集団としてのにじさんじSEEDs

スピンオフとしてのVTuberのかたち ギャップ型のVTuberと脚本型のVTuber ギャップは本当に存在するのか 演劇集団としてのにじさんじSEEDs SEEDsと一二期生

【VT】リアルガチ料理動画の歴史を追う

※投稿後の17時間後に「宗谷いちか」と「周防パトラ」について加筆 ※2018年12月3日に「シスター・クレア」について加筆 リアルガチ料理動画とは何だろう? それは「バーチャルYouTuberがリアルでガチに料理する動画」のことだ。 普通に考えればそもそも「料理…

なぜ女性Vtuberは同性が好きなのか

新書タイトルのような題になってしまったが、結論から先に書くと「Vtuberが好きな人がVtuberになるから」という理由が考えられる。 と、言っても細かいニュアンスがまったく伝わらないので、遠回りしながら本題に入っていきたい。 可視化されにくい女性オタ…

「バーチャルYouTuberっぽさ」の中心と辺縁について

自分がバーチャルYoutuber(Vtuber)をフォローするようになったのは2017年の年末に輝夜月を見てからで、翌年の1月頃にときのそらを知り、3月に入る頃には月ノ美兎をファンアートで知ってやや遅れ気味ににじさんじ中心に追いかけるようになったという流れだ…